【コピペOK】SNS運用を”もう1人の担当者”に任せる方法|Claude Code/Codexで半自動化する完全ガイド
「毎回チャットに『あなたはSNS運用のプロです…』って書くの、正直しんどい…」
そんな経験、ありませんか?
ChatGPTやClaudeでポストを作るとき、毎回同じ前置きを打ち込んで、チャットが変わればまた一から設定し直し。出力の口調もバラバラで、結局手直しに時間がかかる…。
実はこれ、AIの性能の問題ではありません。**「設定を毎回口頭で伝え直している」**のが原因です。新人アルバイトに、出勤のたびにゼロから研修をしているようなものですね。
今回は、Claude CodeやCodexという「コーディングエージェント」を使って、SNS運用を半自動化する方法を初心者向けに徹底解説します。難しそうに見えますが、やることはシンプルです。
半自動化の鍵は「設計図ファイル」
Claude CodeにはCLAUDE.md、CodexにはAGENTS.mdという仕組みが用意されています。これは、プロジェクトフォルダに置いておくだけで、AIが起動するたびに自動で読み込んでくれる指示書のことです。
ここに「あなたの役割」「アカウントの世界観」「文章のルール」「作業手順」をまとめて書いておけば、あなたが打つのは「今週分のポストを作って」の一言だけ。研修済みのスタッフに、朝の指示を出す感覚に近くなります。
| 項目 | 毎回チャットで指示 | 設計図ファイル方式 |
|---|---|---|
| 前置きの入力 | 毎回必要 | 不要(自動で読み込み) |
| 出力の安定度 | ブレやすい | ルールが固定されて安定 |
| 過去ポストの参照 | 毎回貼り付け | フォルダ内を自動参照 |
| 改善の積み上げ | チャットごとに消える | ファイルに蓄積される |
なお、ここでいう「半自動化」とは、テーマ出し・下書き・分析をAIに任せ、人間は最終チェックと投稿だけを行うスタイルのこと。完全自動ではなく、あえて人の目を1か所だけ残す設計です(理由は後半で解説します)。
この教材(プロンプト集)を1度読み込ませれば、以降はこのフォルダ構成の上で運用が回るようになります。
sns-auto/
├ CLAUDE.md(またはAGENTS.md)← 設計図。役割とルール
├ persona/persona.md ← アカウントの人格設定
├ themes/themes.md ← 親テーマ10個+展開テーマ30個
├ posts/week01.md ← 生成したポストのストック
└ analytics/review.md ← 伸びたポストの分析メモ
準備するもの:Claude CodeかCodexか
どちらもターミナル(黒い画面)から使うツールですが、身構える必要はありません。打つコマンドは数行だけです。
Claude Codeで始める場合
- Node.js(v18以上)をインストール:公式サイト(nodejs.org)からダウンロードし、
node -vで確認 - Claude Codeをインストール:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code - ログイン:作業フォルダを作って移動し、
claudeを実行するとブラウザでログイン画面が開きます(ClaudeのProプラン以上、またはAPIキーが必要)
Codexで始める場合
- Node.jsは同じく必要
npm install -g @openai/codexでインストール- 作業フォルダを作って
codexを実行し、「Sign in with ChatGPT」を選択(ChatGPT Plus以上の契約でOK)
| 比較項目 | Claude Code | Codex |
|---|---|---|
| 契約 | Claude Pro以上 or API | ChatGPT Plus以上 or API |
| 設計図ファイル | CLAUDE.md | AGENTS.md |
| 日本語の文章生成 | 長文の言い回しが自然 | 指示への忠実さが高い |
| 向いている人 | 文章の質を重視したい人 | ChatGPT課金を活かしたい人 |
迷ったら、すでに課金しているサービス側から始めてみましょう。プロンプトはどちらでも同じものが使えます。
ポイント:AIがファイルを作成・編集するときは「許可しますか?」と確認が出ます。内容を確認してから許可してください。この一手間が安全装置になります。
STEP1:土台となるファイルを作らせる
まずはプロジェクトの骨組みと、アカウントの人格設定を作ります。以下をそのままAIに貼り付けてください。
① プロジェクトの初期構築
あなたはSNS運用を半自動化するプロジェクトの構築担当です。
このフォルダに、以下の構成を作成してください。
1. 設計図ファイルの作成
- Claude Codeの場合は CLAUDE.md、Codexの場合は AGENTS.md を作成
- 内容:このプロジェクトはX(旧Twitter)アカウントの運用支援である/
出力はすべて日本語/persona/persona.md の人格・口調を厳守/
themes/themes.md のテーマに沿って作成/
生成したポストは posts/ に週単位のmdファイルで保存/
誇大な表現(もうかる系の断定)は使わない
2. フォルダの作成:persona/ themes/ posts/ analytics/
3. 空ファイルの作成:persona/persona.md themes/themes.md analytics/review.md
作成が終わったら、構成をツリー表示で見せてください。
② ペルソナ(人格設定)の作成
自分の情報(発信ジャンル、ターゲット、実績、口調のイメージ、1人称)を書き換えて使ってください。
persona/persona.md に、私のアカウントの人格設定を作成してください。
【私の情報】
- 発信ジャンル:(例:AIを使った副業)
- ターゲット:(例:30代の会社員。将来のお金に漠然と不安がある)
- 実績や経験:(例:副業歴2年。現在も会社員)
- 口調のイメージ:(例:ていねいだが固すぎない)
- 1人称:(例:僕)
【含める項目】
1. 基本プロフィール 2. 口調ルール 3. 読者に与えたい印象を3つ
4. 扱う話題と扱わない話題 5. お手本の書き出し例文を3つ
③ 発信軸(コンテンツピラー)の抽出
persona/persona.md を読み込み、このアカウントの発信軸を設計してください。
・発信軸は4つ(ノウハウ系2つ/考え方系1つ/共感系1つ)
・各軸に名前と1行説明、読みたくなる理由を添える
出力先:themes/themes.md に「発信軸」セクションとして保存
この3つを実行すれば、土台は完成です。ここの解像度が、この先のポストの質に直結するので、【私の情報】欄は面倒でも具体的に埋めておきましょう。
STEP2:ポストを量産する
土台ができたら、あとは毎週このプロンプトを回すだけです。
- 親テーマ10個の生成:発信軸からバランスよくテーマを10個出す
- 展開テーマ30個への分解:親テーマごとに、切り口の例(初心者のつまずき/失敗談/数字・ビフォーアフター/誤解の否定)から3つを選んで分解
- 型別に本文生成:「箇条書き型」「ランキング型」「物語型」の3パターンで、展開テーマから各5本ずつ生成
- 1週間分に整形:朝夜2枠×7日=14枠に、型がかぶらないよう並べ替え
型ごとの構造イメージはこんな感じです。
- 箇条書き型:問題提起 → 解決策を3〜5個列挙 → まとめ+行動喚起
- ランキング型:期待をつくる宣言 → 3位→2位→1位で発表 → 決め手を1言
- 物語型:過去のダメだった自分 → 転機 → 現在の変化 → 読者への学び

物語型は保存されやすく、プロフィールへの導線にもなりやすい型です。
STEP3:分析して改善する(ここが本当の価値)
量産するだけでは伸びません。半自動化の本当の価値は、分析と改善までAIに任せられることにあります。週1回、以下を回しましょう。
- 伸びたポストの構造分解:反応が良かった投稿を3本貼り、「何が効いたか」「型は何か」「再現テンプレート」を analytics/review.md に保存
- 改善点の抽出:反応が弱かった投稿を3本貼り、原因の仮説と1行目の改善案を出す
- 週次レポート+翌週テーマ提案:勝ちパターンをもとに、来週の親テーマ10個を自動提案
review.mdが育つほど、AIの精度も上がっていきます。いわば「あなたのアカウント専用の攻略メモ」が、勝手にたまっていくイメージです。
1週間の運用フロー(目安:週1時間)
| タイミング | やること | 目安時間 |
|---|---|---|
| 日曜(週1回) | テーマ出し+1週間分の量産 | 30分 |
| 毎日 | 下書きを確認して投稿 | 各3分 |
| 土曜(週1回) | 分析→改善→翌週テーマ提案 | 20分 |

なぜ「完全自動」にしないのか
投稿ボタンを押すところまで自動化することも技術的には可能です。それでも人の目を1か所だけ残しているのには、理由があります。
- 事実の最終確認:AIはまれに、事実と異なる内容を自然な文章で書いてしまいます。数字や固有名詞は投稿前に自分の目で確認しましょう
- プラットフォームのルール:SNS側の自動化ポリシーは変わることがあります。投稿だけは人が押す運用なら、このリスクと距離を置けます
- 自分らしさの維持:チェックのたびに「この言い回しは自分なら使わない」と気づき、persona.mdを直す。この積み重ねが、他のアカウントとの差になります
つまずきやすいポイント
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 口調がブレる | persona.mdの例文不足 | 例文を5つに増やす |
| ネタが浅い | 発信軸が広すぎる | ターゲットの悩みを3つに絞り直す |
| 反応が伸びない | 分析を回していない | 改善プロンプトを2週続けてから判断する |
まとめ
SNS運用を半自動化する鍵は、「毎回チャットに書く」から「設計図ファイルに1度まとめる」への引っ越しです。
- Claude CodeかCodexを用意し、CLAUDE.md/AGENTS.mdを作らせる
- persona.md・themes.mdで土台を固める
- 週1回のテーマ出し+量産、週1回の分析+改善を回す
この仕組みが完成すれば、あなたが手を動かすのは「最終チェックと投稿ボタン」だけになります。
※本記事の仕組みを使っても、フォロワー数や収益を保証するものではありません。継続の負担を下げ、改善の速度を上げるための一つの方法として、ぜひ試してみてください。
